経営の風を読む 『風は西から♪』

中小企業経営は理論と実践!あとは少しの運を味方につけるだけ!

2023年9月のブログ記事

  • 京都の老舗に学ぶ

    京都には、100年以上続くような老舗がたくさんある。 和食、旅館、和菓子、着物、和装小物、仏具などなど、京都に行った時にいろんなお店を見て歩くのが楽しみであるが、さらにその歴史を知れば、100倍は楽しめそうである。 過去、自分が行ったお店の中で最も古いのが、「すっぽん料理大市」というお店で、なんと... 続きをみる

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  • 製造業にはレバレッジの概念はない!

    金融の世界では手元にお金がなくても、借りてきて金融商品で運用して簡単に利益を出すことが出来る。 また、個人でも先物取引を行なっている人なら知っていることだが、証拠金を入れたら持ち金の数倍の資金での勝負が可能になる。 こんなことができるのは、金融の世界だけではないか? トヨタが、来年は生産台数が減少... 続きをみる

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  • ゴッドファーザーの名言

    自分も、何度も何度も見た映画は意外と少なく、ゴッドファーザーPartⅠ,PartⅡとレオンぐらいかもしれない。 ゴッドファーザーは、今でも鮮明に覚えているシーンがいくつもあるが、その中でも印象深いシーンがひとつある。 マーロン・ブランドー演じるゴッドファーザーが、アル・パチーノ演じる息子のマイケル... 続きをみる

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  • 米国債券相場と実体経済

    アメリカのノートとボンドの金利が5%手前まで上がってきた。 本当に景気が良くて、金利が上がっているのであれば問題ないが、長期債の金利が上がっている(売られている)理由はもっと他にありそうである。 以前にも書いたが、債券や株式などの金融商品は需給で決まる部分も多く、しかも相場に大きな影響を与える大小... 続きをみる

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  • 朝の道路交通情報

    毎朝、都内の高速道路の交通情報をテレビで見ていると、毎日必ずどこかで事故や渋滞が起きている。 地図のあちこちについている赤い☓印を見るたびに、社内で毎日起きているトラブルと同じように見えて、毎朝心臓が痛くなる。 会社だと、社員とお客様、社員同士、上司と部下、社員と下請けなど様々なパターンで揉め事が... 続きをみる

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  • 傾く会社の定点観測

    先週、今後の売上見込みの進捗状況を確認する営業会議があった。 毎月、すべての部門の部長が出席し、社長が議事進行を行う会議なので、社内でも重要度の高い会議になる。 これは毎月20名前後の主な幹部が出席するWeb会議であるが、社長自らが会議の10分前にTeamsを開いて会議の準備をしているにもかかわら... 続きをみる

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  • どう見てもスタグフレーション!

    数年前まで、日本は景気低迷で物が売れず、賃金も下がったままで、デフレ状態が続いていたが、この1〜2年で、景気が低迷しているにもかかわらず、物価高が発生し完全にスタグフレーションの状態に移行している。 報道番組で、国内の地価が上昇しているとか高級マンションが売れているというニュースがある一方、ゼロゼ... 続きをみる

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  • そうだ、会社を辞めよう!

    今の会社も、そろそろ潮時かも知れない。 この会社も4年働いているが、今の役員や執行役員たちとも話がまったく噛み合わず、部下のモチベーションもさっぱり上がらず、何がよくないのかはっきりと分からないまま貴重な時間だけが過ぎている。 来年は、会社の現金が底をつきそうなので、早目の転職が正解のような気がす... 続きをみる

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  • 一括返済がやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!

    再来年の2025年に、長期借入金の一括返済が2件やって来る。 先月会社が幹部に対して、会社の財務内容を開示してきた。 直近の決算書によると、短期借入金が1億円、長期借入金が6億円となっており、総資産は23億円で、総売上は40億円である。 その6億円の長期借入金のうち、2億円の資本性ローン(A銀行)... 続きをみる

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  • 無駄も必要!?

    今回の広島出張で、来年開業するサンフレッチェ広島のサッカー専用スタジアムの外観をチラっと見ることができた。 広島の街のど真ん中に位置しているので、日本国内でもかなりアクセスのいいサッカースタジアムになると思う。 来年のシーズンを新スタジアムで見ることが出来る広島のサッカーファンは本当に羨ましい。 ... 続きをみる

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  • 会社は嫉妬する者であふれてる②

    この2~3年、中途採用者を見てきて優秀と思われる応募者を不採用にして、どこの会社も採りそうにないような人材を合格させているようにしか見えない。 というのも新規で採用した人たちが2年経っても3年経ってもなかなか戦力として計算できない状態のままだからである。 普通は、できない人たちがいると社内の雰囲気... 続きをみる

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  • 人件費と採用コスト

    現在、中途採用面接と新卒採用面接を週に2~3回行っている。 中途に関して言うと、営業も現場も事務職もすべての職種において応募が少ない。 応募があっても、こちらが欲しいと思わせてくれる人材がなかなか現れてくれないのが実情である。 人事部に聞いたところ、年間の中途採用した時に支払う手数料が1000万円... 続きをみる

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  • 組織に向いていない性格

    誰に対しても、どうしても自分の方が上だと考える人は組織の中でやっていくのは難しい。 また、変にプライドが高く、誰かに命令されたりするのを極端に嫌う性格の人も組織には向いていない。 おそらくそういう人たちは、上司や顧客におべんちゃらをする気は全くないので、税理士やコンサルタントなどの仕事も向いていな... 続きをみる

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  • ㊗阪神タイガース優勝!

    阪神タイガースが18年ぶりに優勝した。 意外にも低迷期が長かったようだ。 だからこそファンがあれだけ喜ぶ理由がよく分かる。 そして、心の底から喜んでいるファンを見ていると、こちらまで嬉しくなるのである。 特に1985年に阪神タイガースが優勝した時は、自分もにわか阪神ファンになり神宮に見に行ったので... 続きをみる

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  • 人も会社も複利で成長しよう!

    100万円の資産を毎年8%で運用した場合、その利益を引き出さずに、毎年元本に組み入れて運用すれば、9年後には元本は2倍の200万円になっている。 それが10%であれば9年で2.3倍になり、年が経つにつれ加速度的に低い金利との差が拡大する。       5%    8%    10% 0年   10... 続きをみる

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  • 役員が2人退任して、会社は過去最高益達成!

    前期の決算は、高い報酬をとっている役員(社長と取締役)が2人辞めてくれたおかげで、史上最高の利益が出たという笑えない結果になった。 正確に言うと、3年前からこの2人の役員以外に3名の役員が辞めているので、退職金を支払ってはいるものの、3年前から比べると単純な固定費として5人分の役員の経費が浮いた格... 続きをみる

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  • 金利が教えてくれること②

    日銀がマイナス金利を解除する方向にどうやら舵を切りそうである。 日本の足元の物価はガソリン価格や水道光熱費を中心に高止まりしているものの、直近は緩やかな低下傾向を見せており、このタイミングで金利を上げるほどの明確な理由はないように思える。 一方、金利を上げて国内景気の過熱を抑えないといけない状況か... 続きをみる

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  • 続く若い社員の退職

    また1人若い社員が退職したいと言ってきた。 関西に行った時は、よく話をしていた社員なので非常に残念である。 4年間かけて仕事を教えて、これからという時に辞めるというのは会社としては大変な損失である。 結局、上司の注意の仕方や言い方に耐えきれなくなって辞めるのだから、その上司の責任は重い。 彼の直接... 続きをみる

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  • 我が社の顧問弁護士が不要な訳

    昨年、勤務している会社で役員によるパワハラ事件が発生し、3名の社員が適応障害や鬱病の診断書を出してきた。 会社の顧問弁護士は社外取締役も兼務していたのだが、いわゆる中立の立場で判断するのかと思っていたら、思いっ切り役員を擁護する側だった。 むしろ、被害を受けた社員たちの方に能力が無かったから致し方... 続きをみる

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  • プロでも難しい成功への道筋

    大塚家具が親子でもめていた時に、大塚久美子社長の代わりに、もし自分が社長になっていたら、どうやって会社を立て直したのだろうか? 当時、大塚久美子社長の中途半端な価格戦略を失敗の原因だとした解説記事を沢山目にしたが、ならばどうすれば成功したのかを解説した記事など目にすることはなかった。 また、大塚久... 続きをみる

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  • 経営理念で判る社長の器

    ホームページを作る時に、初めて経営理念を作るという会社も多く、だいたいの社長が他の会社の経営理念をパクって少し変えただけなのに、あたかも自分の信念のように主張している。 NIDECの永守重信氏の「すぐやる! 必ずやる! 出来るまでやる!」は、知っている人も多いと思うが、以前勤めていた会社の社長は、... 続きをみる

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  • できない経営者の思考回路①

    会社の現預金残高が急激に減少している。  4月末に6億円あった現預金残高(定期預金はゼロ)が8月末に3億円になっていた。 この期間在庫は増えておらず、大きなプロジェクトもなかったので先行する支払いはない。 また、コロナ融資の返済も8月に第1回目が始まったばかりの状況なので、資金が大きく減少する要因... 続きをみる

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  • 会社は嫉妬する者であふれてる

    給料の低い者は、給料の高い者に嫉妬し、 昇進の遅い者は、昇進の速い者に嫉妬し、 学歴の低い者は、高学歴の者に嫉妬し、 仕事のできない者は、仕事のできる者に嫉妬する。 会社の業種や規模に関係なく、会社の中ではどこにでもある日常の風景ではある。 社内で様々な人間関係のトラブルが発生する度に、毎回ため息... 続きをみる

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  • 中小企業特有のルール

    大企業から中小企業に転職しても、何かが合わなくて早々に退職してしまう人が多い。  実際、定年間際に大企業から中小企業に転職して、あと5年は気楽に過ごせると思っていたら大間違いである。 中小企業独特の文化やルールが存在していることを知らずに入社してくると、大変な目に合うので、心して転職してくる必要が... 続きをみる

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  • 情報を拾わないアンテナ

    先月、電車である資格の講習会に1週間通った。  最終日に小田急線に乗ったら、日経新聞を縦折りにして読んでいる60才前後のサラリーマンと思しき人を1人を発見した。 昔は新聞を縦折りにして窮屈そうに読んでいるサラリーマンが電車のシートにずらっと並んで座っていたものだが、いつからかそうした光景は見なくな... 続きをみる

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  • 日本橋七福神詣コンプリート!

    2年前に初めて日本橋の小網神社に行って以来、先週ようやくすべての日本橋七福神様を参拝することが出来た。 おそらく、ほとんどの人は1日で廻ってしまうのだろうが、自分は思い付いた時に行くだけでなので、すべての神社を制覇するまで2年もかかってしまった。 そもそも初詣も行く習慣もなかった自分が神社に参拝す... 続きをみる

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  • 人事評価制度の沼②

    先週、労務人事コンサルタントと人事評価制度についてのミーティングがあり、自分はより適切な人材の評価方法について話が聞けるのかと思ってテーブルについたのだが、結局賃金テーブルを見直しましょうとか手当を減らしましょうとかという話に終始した。 このコンサルたちが賃金テーブルを変えて何が解決されると考えて... 続きをみる

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  • 資格が無くてもなれる社長と政治家

    社長や政治家になるためには、なにか特定の資格や学歴も必要もないし、ましてやSPI(適性検査)も受ける必要ない。 つまり、資本主義と民主主義の世の中では誰でもなれるのが社長と政治家である。 資格や学歴は一定程度の能力を保証するものであるが、社長と言う肩書は、人一倍努力できる能力とか、突出した営業能力... 続きをみる

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