経営の風を読む 『風は西から♪』

中小企業経営は理論と実践!あとは少しの運を味方につけるだけ!

続く若い社員の退職

また1人若い社員が退職したいと言ってきた。


関西に行った時は、よく話をしていた社員なので非常に残念である。


4年間かけて仕事を教えて、これからという時に辞めるというのは会社としては大変な損失である。


結局、上司の注意の仕方や言い方に耐えきれなくなって辞めるのだから、その上司の責任は重い。


彼の直接の上司は仕事に対する責任感は強いものの、昔から癖が強く、部下がついてこないという最大の欠点があった。


それでも、少し年を取って、人間も丸くなってきたと思っていたが、ほとんど変わっていなかったということになる。


また、今回、辞める社員と話をして初めてわかったのだが、その上司と今まで良好だった顧客との関係性もかなり険悪なものに変わってきているという話だった。


この手の話は本人が隠してしまい、問題がわかった時には既に手遅れとなっていることも多いので、そうならないように、われわれ管理者も顧客の元に定期的に顔を出しておく必要がある。


いずれにしても、今後の人員配置計画を作り直す必要が出てきた。


ある程度、出来上がった会社に入って、これをまともな組織に作り直そうと思ったら、最低でも4〜5年はかかると覚悟しないといけない。


何か人の本質を見抜くことが出来るいい方法はないものか?


   皆様の会社が儲かりますように!
      日本橋七福神⑥

     茶の木神社(布袋尊)
      東京都中央区


     おにがわら すねお