経営の風を読む 『風は西から♪』

中小企業経営は理論と実践!あとは少しの運を味方につけるだけ!

問題社員をどうするか?

どこの会社にも一定数の問題社員がいる。 


・朝出社しても、あいさつをしない社員


・いきなりキレて、横柄なことを言ってくる社員


・自分の上司や同僚のことを平気で裏切る社員


・自分の理屈が絶対に正しいと勘違いして物を言ってくる社員


・あちこちで顧客を怒らせて出入り禁止となる社員


・経費を無断で使いまくる社員


・口先だけで何でも誤魔化せると勘違いしている社員


・同じ仕事でも何度もミスを繰り返す社員


・明らかに理解力が欠如している社員


そもそも欠点のない人間なんていないので、ある程度のことは許容しながら組織を作っているのであるが、どうしてもわれわれの我慢の限度を超えてくる人たちがいる。


問題は会社にとって明らかに有害な社員をどうするか?ということである。 


結論は、簡単で「排除する」の一択で決まっているのであるが、どの会社もこういう社員に限って比較的重要なポストに就いていて、簡単に動かせない場合が多い。


だからと言って、こうした問題社員が大事なポストに居座り、会社に悪影響を及ぼすことだけは絶対に避けなければならない。 


問題社員のせいで、


・優秀な社員が退職してしまう


・顧客からの信用を失う(=売上を失う)


・社内に間違ったルールや常識が主流になる


となってしまう前に、できる限り早く問題社員をメインストリームから外す必要がある。


一昔前なら荒っぽいこともできたが、今のご時世では「配置転換」が最善の方法と思われる。


人事異動による配置替えや昇進・昇格は、他の社員に対する強力なメッセージとなるので、有効に使いたい。


どういう人が昇進して、どういう人が配置替えになるのかということを社員に具体的に示して、社員にどうすべきかを考えさせるのである。


では、こうした問題社員を外していけば、会社は良くなるのか?


この問題社員たちの功績を認めて昇進させた上司がいるのである。 そして、その上司の功績を認めて昇進させてきた経営幹部がいるのである。 


上手くいってない会社は、経営幹部が会社の「経営患部」になっている場合が本当に多い。


冒頭に問題社員の特徴を書いたが、「社員」を「役員」に読み替えたら、役員も同じことをやっていることがよく分かる。


本当の「問題社員」である役員を排除できる勇気が社長には必要である。


♪Well, we made a promise


俺たちは約束した


♪We swore we'd always remember


俺たちは、絶対に忘れないと誓ったんだ


♪No retreat, baby, no surrender


決して引き下がらない、絶対に降参しない


♪Like soldiers in winter's night


真冬の夜の兵士のように


♪With a vow to defend


絶対に守り抜くんだ


♪No retreat, baby, no surrender


決して引き下がらない、絶対に降参しない


 No Surrender,  Bruce Springsteen 


   皆様の会社が儲かりますように!

   小野照先神社 (東京都台東区)


      おにがわら すねお