経営の風を読む 『風は西から♪』

中小企業経営は理論と実践!あとは少しの運を味方につけるだけ!

米国経済は本当に強いのか?!

アメリカの景気は実際どうなのか?


先週の雇用統計の数字(33.6万人の増加)にはかなり驚いた。


この数字の中身は、政府関係の雇用で100万人増加したことが大きく影響しており、逆に、民間の雇用は40万人の雇用が減少していたと解説している動画があった。


自分は、アメリカ経済は既にかなり厳しい状況になっていると考えているので、こちらの見方が、より実体と辻褄が合っているように思える。


また、中東の戦争については今ひとつわかりやすい解説がなかったが、イスラエルを支援すると発表したアメリカの財政が一段と悪化することだけは確かである。


現時点でさえ、ウクライナ支援で財政が悪化しているのに、これからさらにイスラエルの支援を増やせば、アメリカ国内の景気対策に振り向けられる財源はほとんどなくなると考えた方が良さそうである。


とりあえず国債をさらに増発しなければならず、それにより金利の上昇圧力が増し、ますます不動産市況を悪化させ、これからアメリカの景気は一段と落ち込むと予測される。


今後の相場は、日々の出来事に反応してジェットコースターのような値動きになって予測不能の展開になると思われる。


戦争もいつかは終結するはずだが、その頃にはアメリカドルの信用がなくなり、一気に雪崩のようなドル売りが始まるかも知れない。


2025年に大津波か大地震が起きるという予言の動画がよく出ているが、これらの予言が世界恐慌という大災害にならないことを祈るばかりである。



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     伏見稲荷大社 (京都市)


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